やゆよ記念財団
>付属図書館 P館

 

ここには以下の15本の嘘が収録されています。

変わる日本のちゃぶ台

家電販売が暴力団の資金源に?

気軽な母性、高度な母性

大蔵省、酒税の課税対象を拡大

首相の「ゴルフ問題」に安堵

「地球にやさしい」に新区分

教科書検定、圧力強まる

高校野球、冬の大会を開催へ

補正予算で宇宙開発加速

ラグビー選手の7割、ストレス感じる

サラブレッドができるまで

生きる苦しみ

まだまだある問題サイト

大リーグファン投票、イチロー4位

ブラックバスによる生態系破壊進む

 

変わる日本のちゃぶ台

 

 食糧庁が4日に発表した今年の「ちゃぶ台白書」によれば、昨年1年間に国内でひっくり返されたちゃぶ台はのべ467万8789個。1998年と比較して3.6%増加した。庶民の外食傾向の高まりを反映して、ひっくり返されるちゃぶ台の数は1966年をピークに減少が続いていたが、昨年は22年ぶりに増加に転じた。

 ひっくり返されたちゃぶ台の上に載せられていたものの比率は、食品が64%で最も多かった。主なおかずは、かつて「ちゃぶ台の王者」と言われためざしが最盛期の10分の1まで減少したのに対し、インドネシア産のえび、アラスカ産のサケ、南大西洋のクロマグロなどが急増。日本人の食生活が豊かになっていることを示した。食品以外では、使用中のノートパソコンが圧倒的に多かった。

 ちゃぶ台をひっくり返した人の内訳は、父親の48%に対して母親が31%と、男女格差が依然として大きいが、父親の約3分の2が自ら後片付けをするなど、家庭内のヒイエラルキーに変化が生じていることも浮き彫りになった。

 ちゃぶ台をひっくり返す瞬間に叫ぶ言葉は、「こんなまずいもの食えるか」「酒もってこい」などの暴力型が34%、「いま、お椀がすすーっと動いた。この部屋は呪われている」などの妄想型が24%、「だから、足のついているほうが下なんだよ」などの間違い指摘型が18%だった。

2000/8/5

 

家電販売が暴力団の資金源に?

 

 群馬県太田署は9日、太田市に本拠を置く暴力団、関東太丸会の事務所や作業場などを家電リサイクル法違反の容疑で家宅捜索、同会会長の江原寛容疑者(72)、若頭の久我定義容疑者(52)、組員の矢野元雄容疑者(43)を逮捕した。3人は大筋で容疑を認めている。

 調べによれば、江原容疑者らは、来年4月から家電製品のリサイクルが義務づけられ、ユーザーが一定の回収コスト負担を求められることに着目。エアコンを改造して冷蔵庫の機能をもたせたり、洗濯機を改造してテレビのブラウン管を埋め込むなどしていた。家電メーカーが発表したリサイクル料金は、冷蔵庫が4600円、エアコンが3500円、テレビが2700円、洗濯機が2400円となっている。

 関東犬丸会ではこれらの改造家電製品を、地下家電販売店の「犬丸商会」で密売する計画だったらしい。作業場からは、拡販用とみられる「犬丸」のロゴ入りはっぴやのぼりが多数押収された。

 関東犬丸会の事務所では実際に改造家電製品が使用されており、洗濯機の上には会長の娘の写真が飾られ、エアコンには「マヨネーズと酢、買ってくること」と記されたメモが磁石で貼りつけられていた。このほか、自動二槽式の電動歯ブラシも発見されており、警察では江原容疑者らから詳しい事情を聞いている。

2000/9/10

 

気軽な母性、高度な母性

 

 野口真理子さんは、生まれたばかりの赤ちゃんをガラス越しに見つめながら、何度も幸福感に満ちたため息をついた。産婦人科病棟を訪れた友人たちの言葉も、お世辞とは感じられなかった。

 「かわいい小さな手」
 「おめめがクリクリしていてかわいいわね」
 「鼻と口が尖っていて、なんだか知性的」
 「前歯がしっかりしているから将来大物になるかも」

 赤ちゃんを見つめていた野口さんの目からは、いつのまにかうれし涙が流れていた。ちょうど、DNAが自分と類似した赤ちゃんを生んだばかりの母親が泣くのと同じように……。

 「異種生物間代理母法」が施行されたのは昨年2月のこと。もともとは母牛による人間の子ども出産に道を開き、出生率低下に歯止めをかけるのが狙いだったが、実際には人類女性の動物出産ブームに火をつける結果になった。

 動物の代理母になる理由は人によりさまざま。野口さんの場合は、もともとハムスターを飼うのが好きだった。

 「眠るのも食事もお風呂もハムスターと一緒。これ以上近づくには、生むほかに方法がないと思いました」

 小動物の出産は、思いついたらすぐに実行できる手軽さが魅力だ。メスのハムスターから摘出された受精卵が野口さんの体内に埋め込まれたのは2ヵ月前のこと。胎児が小さいため母体への影響はほとんどなく、仕事は出産当日の午前中まで続けることができた。会社も1日に数回、野口さんを非常用はしごで昇り降りさせ、胎教に協力してくれたという。

 父親が要らない。キャリアに影響を与えない。分娩の痛みがほとんどない。こんな理由からいわばゲーム感覚で動物代理母になる多くの若い女性と対照的なのが、自らの能力の限界に挑むチャレンジャーたちだ。

 スクワット3000回、腹筋1000回、ランニング5キロ、胸の上に30キロの砂袋を載せた状態での呼吸練習1時間、枕元に立つ2本の鉄の棒を素手で曲げる……。根本由香さんの毎朝のトレーニング・メニューの一部だ。このあと6キロのチャンコ鍋を平らげて体重を維持しなければならない。妊娠中はミカン1キロが加わる。

 根本さんは今年4月、上野動物園付属動物病院で重さ27キロのタンザニアコビトカバを出産、新生児重量の日本記録を更新した。当面の目標である3年後のインドゾウ出産に向け、週2回は女子プロレスの道場に通い、出産術の練習に余念がない。実験台にされた若手選手は当初こそ逃げ回っていたが、現在では「他人とは思えない」根本さんを慕っている。

 一方、数で出産界をリードするのは、425万3452個の命を育んだ小森志保さん。ただし、小森さんがめざすのは量ではない。現在、埼玉県内の木造住宅の基礎部分でシロアリたちにかしずかれながら暮らしている小森さんが追求するのは、生むことだけに集中できる環境だった。

 「おしめの交換も家事もしつけも、すべてシロアリたちがやってくれる。私はポンポンうむだけでいい」と語った5秒間に、小森さんが生んだ4個の卵は、すぐに家来のシロアリが運んでいった。名前は生まれた順に#4253453、#4253454、#4253455、#4253456。それぞれ、思いやりのある子、健康な子、逃げ足の早い子、鋼鉄をもかみ砕く丈夫なアゴをもった子に育つようにとの願いが込められた名前だという。

 より危険な状況で動物代理母になることをめざす女性もいる。太田優美さんは近く、北海道・十勝川の河口から上流に向かって泳ぎ出す。目的地は150キロ上流にある卵子提供者の生まれ故郷。到着するころには体中がぼろぼろになっているはずだ。途中、漁師のしかけた罠にかかれば切り身にされてスーパーの鮮魚売場に並ぶことになるが、すでに筋子を体内に埋め込まれた母の決意は、繁殖期のサケと同じくらい強い。

2000/10/14

 

大蔵省、酒税の課税対象を拡大

 

 大蔵省と自民党税制調査会は酒税の課税対象を拡大し、新たに「自分」への課税を行うことを決めた。年間二兆円程度の税収増を見込んでいる。来年度の税制改革大綱に盛り込まれる見通し。

 課税対象拡大の契機となったのは、発泡酒への課税をめぐる論議。ビール業界では、低アルコールの発泡酒への課税を防ぐため、発泡酒よりも酔いやすい飲料や行動をリストアップし、大蔵省に提出した。その上位を独占していたのが、「自分(カラオケのサビ)」「自分(エステから出てきたところ」「自分(ゴルフ場のナイスショット)」などだったという。

 大蔵省の示した原案によれば、税率は陶酔の程度に応じた累進式。たとえばエアロビクスインストラクターの躍動感溢れる動作が鏡一枚に映し出されれば一五%、三面鏡なら七五%、合わせ鏡なら本人が気絶する直前の限界税率が適用される。

 理論的には、自分に自信がない人は免税扱いとなるが、大蔵省では財源の拡大を目指し、カラオケ教室、スポーツ教室、自己啓発セミナーを全国で開催する方針だ。

 この構想について宮沢喜一蔵相は、「高橋是清さんにも思いつかなかったのでは……」と目を閉じてしばし思索してから、早速最寄りの税務署への申告を行い、国民に新税制への理解を求めた。

2000/12/1

 

首相の「ゴルフ問題」に安堵

 

「関係者には悪いが、ゴルフ場で良かったと思っている」。騒々しい場内放送が聞こえる狭い事務室のなかで、神奈川県内のパチンコ店経営者が、複雑な表情を浮かべた。「ゴルフだったから、最悪でも首相退陣。パチンコなら、即解散総選挙で自民党は壊滅。全国のパチンコ屋には火炎瓶が投げ込まれたかもしれない」

 ハワイ近海で事故が起きたとの連絡を受けたあと、森喜朗首相がゴルフのプレーを続けたことに、野党はもちろん、与党の内部からも厳しい批判の声があがっている。森派幹部の一人も「きれいな空気を胸一杯に吸い込むための山歩きなら、連絡が5年以上とれなくても誰もとがめなかったはず」と悔やむ。

 金持ちの遊びというゴルフのイメージが、野党に格好の攻撃材料を与えたのは確かだ。一方で、ゴルフは最悪の選択肢ではなかったとの評価もある。「もし、両手にたくさんの洗剤やたばこを抱えた森首相が、うれしそうにパチンコ屋から出てきた瞬間、首相番の若い記者に事故へのコメントを求められたら……。想像しただけでぞっとする」(橋本派の若手議員)

 ヒヤリとさせられたのはパチンコ業界の関係者も同じだ。この業界では過去、客が遊んでいる間に駐車場の車に残された子供が死ぬなどの事件が相次いでおり、関係者は「ありがたいけど困ったお客」(前出の経営者)に敏感になっていた。「首相が事故発生後もしばらく遊んでいた」とのニュースを見た瞬間、慌てて駐車場に飛び出し、原潜が浮上していないかどうか確認した店員もいたという。

 パチンコ業界の一部には、遊びに来なかった首相への感謝の意を示すために、首相と友人、側近、家族などを招待して新装開店出血大サービスを行うべきだとの意見もあるが、これをきっかけに首相が休日をパチンコ屋で過ごすことになっては元も子もないことから、ゴルフ場での記念コンペ開催が有力視されている。

2001/2/15

 

「地球にやさしい」に新区分

 

 経済産業、環境の両省はこれまで基準があいまいだった「地球にやさしい商品」について、明確な基準や新しい区分を設けることを決めた。公正取引委員会が「地球にやさしい」といった表示がなにを根拠にしたものか不明との見解を示したため。産業界は今後、新区分への早急な対応を迫られそうだ。

 環境省産業汚染局によれば、「地球にやさしい」「自然にやさしい」とパッケージや広告に表示してある商品のうち、実際に環境への悪影響が少ないと確認されているものは13%。同等品よりも環境に深刻な害を及ぼすものは2%だけだが、残りはすべて、プラスマイナス両面の影響が考えられたり、環境保護のための努力が十分でない「地球に生やさしい」商品だった。

 一方、まったく環境へのプラス効果を表示していないにも関わらず、実際には環境保護に役立っている商品が、同局の調査で230品目確認された。燃費向上に役立つ高騒音型改造マフラー、二酸化炭素排出量を3分の1に抑制する覚醒剤の新製造工程、使用済みペットボトルを原料に用いた改造拳銃など、ユーザーの環境保護意識が低いとされる商品がほとんどだ。環境省では新たに「ほんとは地球にやさしいが、素直になれない」というカテゴリーを設けて、幅広い分野で環境に配慮した商品開発を支援していく方針だ。

 このほか、ダム工事や河川改修工事などは、国土建設省や建設業界が「環境にやさしい」ことを強調してきたにもかかわらず、その効果が長続きするものではないことが次第に明らかになってきた。環境省では「地球にひと夏のアバンチュール」の弊害についての報告書を早急にまとめ、地味でも真面目でしっかりした対策への転換を図りたいとしている。

2001/3/24

 

教科書検定、圧力強まる

 

 昨年末、文部科学省が突きつけた検定意見に、三省堂の高校用日本史教科書担当者は困惑した。

 「金閣寺の写真を必ず掲載すること。銀閣寺の写真は生徒の健全な精神の形成を妨げるおそれがあるため、すべて削除」

 その後、三省堂と文部科学省の間で数回にわたる話し合いが行われたが、教科書調査官の強硬な姿勢はまったく変わらなかった。この春から教育現場で使われる教科書からは、「銀閣寺」という言葉が完全に削除され、巻頭カラーページには本物の金箔を貼り付けた金閣寺の絵が掲載されている。

 いま、歴史教科書の内容を巡って新たな論争が巻き起こっている。贅沢は有益なのか、有害なのか。それが最大の論点だ。今回、派手な金閣寺が前面に押し出され、一見地味な銀閣寺が教科書上の歴史から抹殺された背景には、日銀、財務省、経済産業省、そして財界からの強い圧力があるとみられている。

 東京書籍は、高校用世界史教科書からインド独立の父、ガンジーの写真を削除するよう求められた。理由は「みすぼらしい」。写真は学習を助けると考えた執筆者が掲載を強く主張した結果、服装をルイ14世風に修正するというぎりぎりの線で妥協が図られた。繊維業界の関係者は「粗末な服でもインド独立は成し遂げられたと高校生が考えるようになれば、アパレルの売れ行きが鈍るかもしれない」と語り、検定意見への共感を示す。

 「倹約は、国を滅ぼす」――いま、多くの官僚や財界首脳が、共通した危機感を抱いている。不況からの出口が見えない日本経済。なかでも民間消費の落ち込みは深刻だ。巨額の個人資産は、事実上のゼロ金利状態にもかかわらず、なぜ消費に向かわないのか。自民党の安田健司代議士は「質素や倹約を善、贅沢や浪費を悪と決めつける歪んだ歴史教育が、過去10年間の不況の元凶だ」と言い切る。東京経済大学の伊崎陽平教授も「日本経済をデフレの危機から救うためには、毎日深夜0時に流動資産をいったんリセットしていた、江戸庶民の精神に学ぶべきなのではないか」と問いかける。

 土木業界やケインズ派の経済学者は「内需を拡大する教科書をつくる会」を結成した。その公民教科書は公共事業について、「橋やトンネル、新幹線の建設は、国民の生活水準向上や所得増大に役立ちました。これからも公共事業は国の経済政策の中で重要な役割を担うことでしょう」と解説している。この教科書の内容は検定の段階でマスコミによって報道され、株価下落の一因になった。米の投資銀行、ゴールドマン・サックスのマイク・スロット上級アナリストは「神話の復活は、抜本的改革に背を向けることに他ならない」と警鐘を鳴らす。

 こうした国際社会の懸念をよそに、検定強化の動きは社会科学以外の教科書にも徐々に広がっている。光村図書の中学生用理科教科書からは、1キロ当たりの価格が1000円以下の物質についての説明が一律に削除された。溶液濃度の単元では、これまで例題の材料に食塩と水が使われていたが、新しい教科書では、金塊を王水に溶かすという極めてゴージャスな例題に変更された。

 日銀首脳は、小学生算数教科書についても歴史教科書と同じ観点から検定を行う必要があるとの見方を示す。

 「太郎くんが1台2920万円のベンツを3台購入し、1億円入りのトランクを車屋さんに手渡しました。お釣りはいくらですか――太郎くんが『釣りはいらないよ』と言える状態が、通貨政策の長期的な目標だ」

2001/4/7

 

高校野球、冬の大会を開催へ

 

 日本高校野球連盟は6日に開いた理事会で、今年12月13日から網走オホーツク球場で初の「冬季高校野球大会」を開くことを決めた。北海道、東北の高校野球関係者の要求に応えたかたち。

 今年のセンバツ大会では仙台育英高校が快進撃を見せ、東北勢としては初の甲子園制覇にあと一歩に迫ったが、決勝戦で常総学院に競り負けた。大会終了後、北海道、東北では、仙台育英が敗れたのは冬の練習不足のためであり、雪のない地域の高校には到底勝てないとの認識が一段と強まっていた。

 冬季大会のルールは、春や夏の大会と基本的には変わらないが、ゲームの様子はまったく異なるものになりそう。内野ゴロの打球は雪の下に埋もれ、不慣れな南国の選手がボール探しに手間取っているうちに、北国のランナーが1塁、2塁、さらには3塁を回って本塁に突入、帰宅して風呂に入り、期末テストを受け、寄せ書きに「友情」と書き残して卒業してしまう可能性もある。

 吹雪の日のゲームも南国の高校生にとっては試練となりそう。春や夏の大会では、ランナーのリードが大きすぎても牽制球で刺されるだけだが、視界ゼロの状況では、ランナーが1塁から一歩離れただけで消息を絶つおそれがある。ベンチ前の円陣では、監督と選手が「眠るな」と注意を促しあうことが生存の絶対条件だ。

 スポーツ医学の専門家は、南国の選手は体質的にも不利と指摘する。暖かいグラウンドで柔軟な守備を見せる選手ほど、気温低下とともに体が硬化する傾向があるためだ。昭和50年代、沖縄の有望選手が甲子園出場をめざす東北の名門高校にスカウトされたことがあるが、冬の守備練習でライナー性の当たりをキャッチした瞬間、全身が粉々に砕けてしまったという。

 優勝候補には、センバツでは初戦敗退が多かった北海道、東北の高校が名を連ねそう。北海道の某高校のベテラン監督は「問題は地方予選を勝ち抜けるかどうかだけ。数年後には南国勢も力をつけてくるだろうが、我々には雪崩攻撃という必殺技がある」と薄ら笑いを浮かべる。

 それでも、冬の高校野球大会が、春、夏の大会と並ぶ国民的な行事になるのは間違いない。今年の冬、網走オホーツク球場には全国から高校野球ファンが集まり、アルプススタンドで遭難覚悟の応戦合戦を繰り広げることになりそうだ。

2001/4/7

 

補正予算で宇宙開発加速

 

 政府内部で、補正予算を組んで宇宙開発事業を加速するべきだとの主張が強まっている。自民党は宇宙開発を参院選に向けた政策の目玉に据える構え。文部科学省では作業班を設置して詳細な計画をまとめている。

 関係者が明らかにした構想によれば、計画よりも大幅に遅れている日本の次期主力ロケット、H2Aの打ち上げを、産官学の総力を結集して今年5月までに実現する。機械、電機、コンピュータ業界に対しては、技術者を宇宙開発事業団に派遣するよう要請する。事業費についても、福祉予算やODAを削減して数兆円を捻出、宇宙開発事業への補助金にあてる方針だ。

 今年秋までには挙国体制を整えてH2Aロケットを1000基生産。NASAから大量の技術者を引き抜いて、地球の衛星軌道を越えるロケット打ち上げ・軟着陸技術を年末をめどに確立する。一方で直径5キロ程度の小惑星を国立天文台が捜し出し、来年初頭に目標を決定する。

 来年春からはH2Aロケットを順次打ち上げ、小惑星の表面に巨大ロケットブースターを設置し、来年秋に小惑星の移動を開始する。火星や月の引力を利用して加速し、来年冬をめどに時速500キロ程度で関東平野に衝突させる。

 衝突と同時に、落下地点の半径1000キロ以内にいる生物は即死。2000キロ以内は炎に包まれ、1分以内にすべての人が死ぬとみられる。その後、衝突で大気中に大量のちりが舞い上がり、「核の冬」に似た現象が発生するとみられる。地球全体への影響については学者の間でも見方が分かれているが、日本の滅亡は確実だ。

 この構想について宇宙開発事業団の福本有道理事長は「近く行われる噴射テストが成功しなければなんとも言えない」と慎重な見方を示している。一方、森昭治・金融庁長官は、「凍りついたままの個人金融資産を動かす方法が他にあるか?」と語るなど、推進に意欲的だ。

2001/4/14

 

ラグビー選手の7割、ストレス感じる

 

 日本ラグビー選手会が行ったアンケート調査で、国内のラグビー選手の7割が何らかの心理的なストレスを抱えていることが明らかになった。プレー中の骨折や打撲が珍しくないラグビーの危険な一面はよく知られているが、選手の心の問題に焦点が当てられるのはこれが初めてだ。

 ストレスの原因のなかで最も多いのは、「突然後ろからぶつかられることがある」(32%)。身体の接触というラグビーの基本動作と、体と体の触れ合いを嫌う現代人の心理の狭間で選手たちが悩んでいる現状が浮き彫りになった。このほかの原因としては「突然左からぶつかられることがある」(28%)、「突然右からぶつかられることがある(22%)、「突然前からぶつかられることがある」(18%)などが多かった。

 ストレスを抱える選手のうち、将来への漠然とした不安を抱いている人の比率は68%。「予測がつかない」「どうなるのかわからない」「右に行くのか左に行くのかはっきりしてほしい」などと感じている人が多かった。ビリヤードで楕円形のボールを使用する実験でも選手が同じような不安を訴えたことから、識者はボールの形状に問題があるとの見方を強めている。

 ストレス発散の方法としては「人にぶつかる」が98%で最も多かったが、一方で「誰かに相談する」と答えた人も2%おり、ラグビー界に悪循環を断ち切ろうとする動きが生じていることをうかがわせた。ただし相談相手にカウンセラーを挙げた人は3%だけ。チームメートも4%にとどまり、いずれも真鍮製やかんの93%を大幅に下回った。

2001/4/14

 

サラブレッドができるまで

 

 DNAの鎖に手を加えて、生物を「改造」する遺伝子工学。21世紀を象徴すると考えられがちなこの技術は、実は、何千年も前から存在していた。

 遺伝子の存在が科学者に知られるようになったのは、19世紀中頃のメンデルによる遺伝の法則の発見、より正確には、20世紀初頭のメンデルの研究成果の再評価のあと。しかし人類は大昔から、さまざまな生物の「かけあわせ」を行うことにより、人類に役立つ品種を創り出してきた。イネ、ムギ、リンゴ、ニワトリ、ウシ、ニシキゴイ、バラ……。交配による品種改良がまったく行われなければ、人間の生活様式は今日とは大きく異なるものになっていたはずだ。

 人間に手を加えられた無数の生物のうち、もっともダイナミックな変化を遂げたのがサラブレッドだ。限られた距離を、少しでも速く走ることだけを目指して改良されたサラブレッドは、自動車やテレビと同じ「製品」だと言える。進化の過程で、走るために必要のないものを次々と削ぎ落としてしまったため、サラブレッドは、人間に手厚く世話されなければ到底生きていけない。

 現存するサラブレッドの血統を過去に遡れば、例外なく、3頭の野生種に行き当たる。よく誤解されるのは、モンゴルの草原やメキシコの荒野に住む野生馬とサラブレッドの関係である。これらの馬は、人間の手でサラブレッドが作られる途中で、荒野に放たれたものが、その後、自力で生きていけるようになっただけであり、祖先とは呼べない。

 サラブレッドの祖先となった3匹の野生馬は、17世紀から18世紀にかけ、中央アフリカの草原で捕獲された。これら3匹の子孫のうち、足が遅いものは他にどんな長所を持っていたとしても人工的に淘汰され、足が速い個体だけが子孫を作ることを許された。百代以上にわたってふるい分けを繰り返したいま、サラブレッドは1マイルを約1分半で駆け抜ける能力を具えている。

 野生馬とサラブレッドの違いは、まず、足の太さにある。サラブレッドの足が細い理由は、競輪選手の乗る自転車の車輪が細いのと全く同じだ。動くパーツの質量が小さければ小さいほど、エネルギーを効率よく地面に伝えて前進することが可能になる。一方、野生馬の太い足にも、それなりの理由がある。アフリカの草原で肉食獣から逃げる野生馬は、右へ、左へと方向を変えながら追跡を振り切ろうとする。サラブレッドのような細い足では、方向転換のさいに足にかかる大きな力を支えきれず、骨が折れてしまう。もともと直径が50センチ以上もあった野生馬の足が、サラブレッドではすねの部分で10センチ以下まで細くなったのは、直線と半径の大きなカーブしか走らない単純な運動に特化した結果だった。

 足の太さとならぶ大きな相違点は、耳の面積。日中の温度が50度を越えるサバンナで生きる大型動物にとっては、体温調整のシステムが欠かせない。野生馬は熱い血液を比較的大きい耳に送ることで、体温を下げている。しかし、競馬場のトラックでは、大きな耳が空気抵抗を増やし、スピードが低下する原因になる。このためサラブレッドには必要最小限の耳しかついていない。代わりにサラブレッドが獲得した体温調整のしくみは、飼育係がかけてくれる毛布や、わら、そして厩舎内部を常に快適な温度に保つ空調設備だった。

 外からは見えないが、循環器や呼吸器も変化をとげた。サラブレッドののどについている小さな声帯では、せいぜい、いななくことしかできない。仮に大きな声帯が空気の通路に突出していれば、呼吸のじゃまになり、全力疾走時に十分な酸素を肺、さらには足の筋肉に送ることができない。一方、野生馬はなわばりを主張したり、肉食獣の接近を遠くの仲間に知らせるため、巨大な声帯をもっている。「パオーン」という巨大な咆哮は、数キロ先まで響くという。

 ライバルよりも速くゴールインする。これだけの目的のために、サラブレッドは人間の手で改良され続け、鋭利なナイフのような無駄のない肉体を手に入れた。サラブレッドの肉体を「神々しい」と誉め称える競馬ファンも少なくないが、それは間違っている。サラブレッドの美しさには、神の意志ではなく、人間の意志や試行錯誤が反映されているからだ。1891年のダービーで大穴とされていた出走馬が2頭身の「鼻の差」で優勝してしまったことに腹を立てたビクトリア女王が、サラブレッドの体型について厳格なルールを制定しなければ、サラブレッドは今日でも、その祖先と同様、器用な鼻でエサをつかんで食べていることだろう。

2001/5/20

 

生きる苦しみ

 

 日本を出発してから9日目。今日も、柴田拓成は黙々と山を登っている。

 足元は砂と石。踏みしめるたびに崩れだし、靴底が地面に食い込む。もう体力の限界をとっくに過ぎていたが、柴田はある目標に引き寄せられるように進んでいた。

 (何としても、不老長寿の薬を手に入れなければ)

 ここは中国とインドの国境近く。辺りには、人はもちろんのこと、けもの、鳥、そして草木の1本も見えない。周囲には鋭利な稜線が連なっている。永遠の命を手に入れるために、生命の存在が感じられないこんな場所まで来るとは何とも皮肉だなと、柴田はため息をついた。

 命あるものは、いつか死ぬ。この自然の法則がいま、柴田の前に、巨大な壁として立ちはだかっている。勤務先から与えられた仕事は、自然の法則を曲げないかぎり、達成できそうもないのだ。ある夜、居酒屋で「もうお手上げだよ」と柴田がこぼした弱音を聞いた友人が、冗談半分、慰め半分でこう答えた。「不老長寿の薬があればなぁ」

 その一言で、酔いが醒めた。柴田にも、不老長寿の薬があるとは思えなかったのだが、これ以外に方法はない。ダメでもともと。柴田は八方手を尽くして探しはじめた。

 医師や薬剤師は、頭から相手にしなかった。どんな病気でも治せると豪語する健康食品業者も、永遠の健康は取り扱っていない。民話、神話のなかには不老、不死、復活に関するものがあったが、そのほとんどは記述が曖昧で、場所や時代を特定することができなかった。

 一つだけ、中国の民話に興味深いものがあった。

 「チベットの山奥に、不老長寿の薬をもつ仙人が住んでいる。皇帝や豪商が何人も、使者をこの地に送り、薬を手に入れようとした。仙人は尋ねる。『永遠の命がどうして欲しいのだ。理由によっては薬を授けるかもしれぬ』。しかし、仙人を納得させた者は、一人もいない」

 柴田の心には、結局誰も不老長寿の薬を手に入れられなかったという結論が、妙に引っ掛かった。ほかの民話や神話はいずれも、不老長寿を手に入れたあとの経緯を描いている。いわば未完成のまま終わっているこの民話だけが、かえってリアルに感じられた。時代が明の後期と、現代に比較的近いこともあり、柴田はこの民話に賭けてみることにした。

 すぐに準備を整えて出発した。柴田は大学時代、山岳部に入っていたから、まったくの素人ではないものの、ヒマラヤに行った経験はない。不安はあったが、他には方法がなかった。上司も同じ理由から、柴田の出張を許可した。

 それから9日間、柴田は民話の舞台になったとみられる山頂を目指している。しかし、荒涼とした光景と毎日向き合っているうちに、徐々に暗い気持ちになってきた。民話は所詮民話で、この世に永遠の命などなく、<人はいつか死ぬことを覚悟して生きていかなければならない>という教訓を込めた作り話だという不安が膨らんだ。疲労も手伝い、しばしば足が止まった。

 そのたびに「やっぱり納得できない」と思い直して、また登りはじめた。死をゴールにするのは許されない。若者はもちろん、たとえ高齢者であっても、それでは正義が成り立たない。柴田を動かすエネルギーは、すでに怒りの感情だけになっていた。しかし、しばらくすると、また同じ質問への答えを考えてしまう。本当に不老長寿の薬はあるのだろうか。仙人など存在しないのではないか……。

 心の中でそんな葛藤を何度も繰り返したとき、地響きが聞こえた。顔を上げると、前方から巨大な石がこちらに向かって転がってくる。柴田は石の方向を見定めてから逃げ出した。大きな石は危ういところで避けたが、足を滑らせて急斜面を転がった。崖から落下する寸前のところで、絶壁に突き出した岩を片手一本でつかんだ。振り子のように揺れる両足のはるか下に、岩肌が見える。

 死ぬ。柴田は覚悟した。「もう終わりだ」。ほんの数秒前まで、柴田が懸命に否定しようとしていたことを、否応なく受け入れなければならない状況だった。

 「惜しかったのう」

 しわがれ声が聞こえた。柴田の目の前に、雲に乗った仙人が浮かんでいる。助けてという柴田の必死の叫びが聞こえないかのように、仙人は続ける。

 「もう少しで頂上に着き、不老長寿の薬を手に入れることができたかも知れぬ。いや、ものは考えようじゃよ。薬を飲んでから落下してみろ。体じゅうの骨が折れ、内臓がつぶれたとしても生きていかなければならぬ。死ぬということは、痛み、老い、孤独といった苦しみから逃げるということ。死ななければ、永遠に苦しみと向き合わなければならぬ。おまえにその覚悟があるか」

 「私ではありません。死んでもらいたくない人が別にいる」

 「では家族か。家族が苦しみから逃れられなくなっても良いというのか」

 「家族でもないのです」

 「ではどこかの金持ちに、堕落した毎日を送らせるためだな」

 「そういうことでもないのです。仙人さま、詳しくご説明する前に、私をまず……」

 「そうじゃった、そうじゃった。ほれ、この杖につかまれ。いままでにたくさんの人間が不老長寿を求めてやって来たが、お前のような奴はおらんかった。自分のためでも、家族のためでも、堕落した暮らしのためでもないという。さあ、事情を聞かせてみろ」

 「はい。仙人様。つかぬことをおうかがいしますが、仙人様は、デパートという場所をご存じですか……」

* * *

 その数日後、柴田は居酒屋にいた。テレビのニュースが、倒産した大手百貨店の前会長が逮捕されたと伝えている。隣の客が冷ややかに言った。「高齢で心臓が悪いからすぐ保釈さ。裁判に何十年もかかるし。刑務所に入る前に、あの世行きだろ?」

 柴田は、自分が前会長を逮捕し、警視庁に連行し、取り調べ中に自分で煎れた特製のお茶を飲ませたとは、もちろん言わない。黙々と酒を飲みながら、この爺さんが刑期を終えて出所するころには、自分はもう死んでるだろうなと考えていた。

2001/5/26

 

まだまだある問題サイト

 

 その事件が発生するまで、飯田純さん(仮名)は、普通の女子高生だった。自宅での夕食後、忽然と姿を消したのは昨年2月のこと。姉には「携帯電話で知り合った男性に会いに行く」と告げていた。

 それから3か月後。飯田さんは変わり果てた姿で発見された。肩まであった髪はきちんと5センチの長さに刈り込まれ、服装は上下とも黒の学生服。足にはハイヒールではなく、下駄を履いていた。

 現在でも、飯田さんは家族や警官、医師が何を尋ねても「押忍!」としか答えない。3か月間の足取りはまったく不明だが、詰め襟の幅が5センチ以上に達していたこと、白い手袋をはめていたことなどから、事件と応援団との関わりが濃厚だ。

 現在、「気合い系」と呼ばれるサイトの数は300とも500とも言われるが、その実態は明らかでない。応援団、体育会、松下電器産業の新入社員研修など内容はさまざま。強いエネルギーにあこがれる若者たちの支持を集めていることが共通点だ。

* * *

 大山美香さん(仮名)は、共働き家庭の一人っ子。両親が帰宅するまでは、「テレビ」が唯一の家族だった。何を話しかけても答えが返ってこない生活が当たり前だと思っていた大山さんは、11歳の夏、見ず知らずの相手から確実に反応が返ってくることに驚き、喜び、そして燃えたという。

 「最初はおそるおそる。少し相手のことがわかってくると、つっついてみたり、相手の逆を狙ってみたり。でも慣れている人だと、確実に拾ってくる。ちょっとスキを見せると、スマッシュを打ち込まれたりして……」

 大山さんは毎日のように、学校が終わるとすぐに携帯電話端末で相手を探し、区民体育館で待ち合わせて勝負を挑む。いつか自分も強くなり、日本選手権のベストエイトに進みたいと夢見ている。

 日本卓球連盟は、いわゆる「福原愛系サイト」に登録している少女の数は、数万人に達しているとみる。

* * *

 このサイトを利用するようになってから、矢野勇さん(仮名)は、「昔のオレはしゃべり過ぎていた」と感じるようになったという。いまは、1日に何時間もサイトに接続し、ひたすら黙っている。聞こえてくるのはポリネシアの砂浜に寄せては返す波音だけだ。

 「携帯電話を通じて、いろんな人と話したり、メールをやりとりしたり、直接出会ったりした。でも、いまでも覚えている顔はほとんどない。伝えたり、伝えたりしたことが空っぽだったから、印象が薄いんじゃないかな。相手もオレの顔なんて覚えていないはず。これからは、大きくてごつごつした個性的な顔が欲しいんだ……」

 黙っているだけで退屈ではないのか──そんな問いかけに、矢野さんは何も答えてくれなかった。視線はまるで水平線のはるか向こうを見つめているかのようだ。いま、矢野さんの顔の長さは約40センチ。「モアイ系サイト」に集まるほかの若者たちと同様、少しずつ目標に近づいている。

2001/6/11

 

大リーグファン投票、イチロー4位

 

 7月10日に開催される米大リーグのオールスター・ゲームの出場選手を決めるファン投票が行われているが、12日にアメリカン・リーグが中間発表を行った。直前までトップを独走していると伝えられていたマリナーズのイチローは、その後伸び悩み4位。1位は巨人の松井だった。

 投手部門では巨人の上原が2位以下を大きく引き離し首位に立っている。捕手は巨人の阿部が新人としてはア・リーグ初となる1位だ。内野手部門では、一塁は巨人の清原、二塁は巨人の仁志、三塁は巨人の江藤、遊撃は巨人の元木がそれぞれ他の有力選手を抑えている。外野手部門では松井のほか、巨人の高橋由、巨人の清水がそれぞれ2位、3位を占めた。

 ア・リーグ事務局では「いずれの選手も出場は不可能。トーキョー・ジャイアンツが人気を奪われて面白くないのは理解できるが、嫌がらせはやめてほしい」と訴えている。

2001/06/15

 

ブラックバスによる生態系破壊進む

 

 千葉県鴨川市の鴨川シーワールドで、アシカショーに出演しているアシカ7匹のうち3匹がブラックバスだったことがわかった。河川だけでなく、動物ショーの舞台でもブラックバスによる生態系の破壊が進んでいる状況が浮き彫りになった。

 鴨川シーワールドでは、アシカがボールを鼻の先に乗せたまま泳いだり、ラッパを吹いたりするショーが観客の人気を集めていたが、先週千葉県環境局が調査を行ったところ、この動物がエラ呼吸し、体内に浮き袋を持っていることがわかった。県環境局では、体型や色などから判断して、ブラックバスにほぼ間違いないとみている。

 ブラックバスがアシカから活躍の場を奪った理由についてはさまざまな見方があるが、研究者の多くは、どんな芸でも覚えて観客を喜ばせようとするブラックバスのどん欲な習性が役立ったのは間違いないとの見方で一致している。

 ブラックバスが日本の固有種に与える悪影響は、数年前から研究者や自然保護活動家の間で注目を集めており、今年1月には葛西臨海公園の水族館にあるマグロ回遊水槽でブラックバスが暴走行為を繰り返していたことが明るみに出た。この夏、全国各地で行われた祭りでも、金魚すくいでブラックバスがかかったとの報告が相次いでいる。

 このほか高尾自然動植物園では、サル山でブラックバス一派が力を着実に強めており、サルが長い間守ってきたボスの座を近く譲り渡すことになりそうだ。バナナワニ園ではこれまで、ワニ池にブラックバスが侵入しないよう厳戒態勢を敷いていたが、皮をむくと中にブラックバスの卵がぎっしりと詰まっているバナナが発見され、関係者に衝撃を与えている。

2001/08/20

 

 

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